災害福祉研究:防災・復興の福祉とレジリエンスSaigai fukushi kenkyu : bosai fukko no fukushi to rejiriensu
価格(Price ¥) :
4,500円
ISBN
9784767922126
Series
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Publisher
出版社
Kenpakusha
建帛社
建帛社
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2025.08
Status
状態
Ref No.
JPTB2508-0209
NDC
3: Social Science 社会科学
本書は三部構成でまとめている。第一部は理論編で、災害と福祉について議論するに当たって鍵概念となるレジリエンスについて、様々な用語・定義および先行研究などを整理した。第二部は実践編で、具体的な災害時の支援活動を取り上げ、専門職の必要性や理論編で述べたレジリエンスに通じる実践のあり方に触れているほか、現行の法制度についても解説した。第三部は人材養成と今後の課題について述べている。人材養成に関しては、養成すべき人材の代表例として災害派遣福祉チームの養成研修を取り上げ、基礎研修とスキルアップ研修の二段階のものを例示した。全体として社会福祉分野以外の方でも理解していただけるよう、事例や新聞記事などを織り込んでいる。
災害は、国際防災機関の定義によれば、外力によって社会に著しい被害を及ぼし、社会が自力で対処する能力をこえるものを言う。これを回復させていくためには、外部からの支援を受けることができるようレジリエンスを高め、新たな日常を構築していく必要があり、そのための世界に通じる対応力(capacity)の形成が必要となる。今求められている視点は、確かに必要な支援を速やかに展開することは無論であるが、それとともに「災害福祉対策」を社会の仕組みとするための取組みであることを述べている。
352 p. ; 22 cm.
災害は、国際防災機関の定義によれば、外力によって社会に著しい被害を及ぼし、社会が自力で対処する能力をこえるものを言う。これを回復させていくためには、外部からの支援を受けることができるようレジリエンスを高め、新たな日常を構築していく必要があり、そのための世界に通じる対応力(capacity)の形成が必要となる。今求められている視点は、確かに必要な支援を速やかに展開することは無論であるが、それとともに「災害福祉対策」を社会の仕組みとするための取組みであることを述べている。
352 p. ; 22 cm.