厨川白村:「愛」は人生の至上至高の道徳

厨川白村:「愛」は人生の至上至高の道徳Kuriyagawa Hakuson : "ai" wa jinsei no shijo shiko no dotoku

価格(Price ¥) : 3,800円
ISBN 9784623099719
Series シリーズ Mineruba Nihon hyodensen
ミネルヴァ日本評伝選
Author 著者 Cho, Kyo
張競
Publisher 出版社 Mineruva Shobo
ミネルヴァ書房
Pub. place 出版地 Kyoto
京都
Pub. date 出版日 2025.09
Status 状態
Ref No. JPTB2509-0110
NDC 2: History. Geography 歴史,地理
厨川白村(1880年から1923年)文芸評論家・京都帝国大学教授。
大正期に日本の批評空間で「ラヴ・イズ・ベスト」の神話を生み出した厨川白村。当時熱狂的に読まれた文芸批評や『近代の恋愛観』は、その後朝鮮半島・中国でも一大ブームを起こし、『苦悶の象徴』『象牙の塔を出て』は魯迅が翻訳にあたった。この事実は、東アジア文学の将来を考えるとき、多くのヒントを与えてくれる。現代へと続く文化的礎石を作ったその生涯をはじめて解き明かす。
434 p. ; 20 cm.