南方熊楠の神社合祀反対運動:自然をいかに捉えたか

南方熊楠の神社合祀反対運動:自然をいかに捉えたかMinakata Kumagusu no jinja goshi hantai undo : shizen o ika ni toraeta ka

価格(Price ¥) : 4,000円
ISBN 9784766430516
Series シリーズ
Author 著者 Hashizume, Hiroyuki
橋爪博幸
Publisher 出版社 Keio Gijuku Daigaku Shuppankai
慶應義塾大学出版会
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2025.09
Status 状態
Ref No. JPTB2509-0130
NDC 1: Philosophy. Religion 哲学,宗教
森羅万象すなわち曼陀羅
熊楠はなぜ、神社合祀に抗ったのか――。
粘菌の採集から大日如来が関係する宇宙まで、熊楠の知と信が融合する壮大な思想的軌跡。

明治後期、国家神道を基盤に進められた神社合祀政策。
その時、熊楠はなぜ社叢と祭祀の喪失に激しく抗したのか――。
熊楠の神社合祀反対運動は、たんなる自然保護活動ではなかった。
その抵抗の背後にあったのは、森羅万象を曼陀羅と捉える熊楠独自の世界観だった。
神社合祀反対運動の全容をあきらかにし、西洋科学と真言密教、神智学を融合させた熊楠の思想の核心に迫る。
368 p. ; 20 cm.

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