戦争映画の誕生:帝国日本の映像文化史

戦争映画の誕生:帝国日本の映像文化史Senso eiga no tanjo : teikoku Nihon no eizo bunkashi

価格(Price ¥) : 6,500円
ISBN 9784409100486
Series シリーズ
Author 著者 Otsuki, Isao
大月功雄
Publisher 出版社 Jinbun Shoin
人文書院
Pub. place 出版地 Kyoto
京都
Pub. date 出版日 2025.09
Status 状態
Ref No. JPTB2510-0092
NDC 7: Art. Sports.Recreation 芸術,スポーツ,娯楽
映画はいかにして戦争のリアルに迫るのか

日清・日露戦争に始まりアジア・太平洋戦争にいたる時代、日本の映画人たちは帝国の戦争を描くために苦闘していた。そこにはフィクションとノンフィクションの垣根を超えて戦争の現実に迫ろうとする、戦後の反戦映画とはまったく異なる独特のリアリズムが作動していた。それは時に、プロパガンダにとどまらない新たな可能性を秘めたものでもあった。柴田常吉、村田実、岩崎昶、板垣鷹穂、亀井文夫、円谷英二、今村太平など映画監督と批評家を中心に、文学や写真とも異なる映画という新技術をもって、彼らがいかにして戦争を表現しようとしたのか、詳細な資料調査をもとに丹念に描き出した力作。
280 p. ; 22 cm.

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