近代啓蒙の黎明期:『同人社文学雑誌』の世界

近代啓蒙の黎明期:『同人社文学雑誌』の世界Kindai keimo no reimeiki : "Dojinsha bungaku zasshi" no sekai

価格(Price ¥) : 3,800円
ISBN 9784385361017
Series シリーズ
Author 著者 Chin, Rikiei
陳力衛
Publisher 出版社 Sanseido
三省堂
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2025.10
Status 状態
Ref No. JPTB2511-0076
NDC 0: General Works 総記
近代啓蒙のさきがけ『同人社文学雑誌』についての画期的論考。
『西国立志編』『自由の理』の翻訳で知られ、明治の啓蒙思想を牽引した中村正直(敬宇)が明治9年から16年にかけて主筆をつとめた『同人社文学雑誌』は、歴史、伝記、学術、政治、宗教、哲学、詩歌など広範な内容を和文と漢文を用いて記した雑誌である。
漢文の多用ゆえに研究が停滞していた本雑誌について、文体・表記・翻訳史の視点、漢詩・漢文を中心とした王治本ら日中文化人の交流、中村正直を中心とした大野大衛・井上哲次郎ら同人社メンバーの三つの軸から論考を展開する。
384 p. ; 22 cm.

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