『歎異抄』成立の謎

『歎異抄』成立の謎"Tannisho" seiritsu no nazo

価格(Price ¥) : 3,000円
ISBN 9784831860750
Series シリーズ
Author 著者 En'ya, Kikumi
塩谷菊美
Publisher 出版社 Hozokan
法蔵館
Pub. place 出版地 Kyoto
京都
Pub. date 出版日 2025.12
Status 状態
Ref No. JPTB2512-0193
NDC 1: Philosophy. Religion 哲学,宗教
多くの著名人が推奨し、日本で最もよく読まれているという仏教書『歎異抄』。
「善人なほもて往生をとぐ。いはんや悪人をや」という有名な「悪人正機」の一文が記された『歎異抄』は、親鸞直弟子の唯円が、師の親鸞から直接聞いた言葉を、親鸞没後に記したものである、というのが現在の常識である。
この常識は正しいのか。
どの宗教にも開祖の言葉を集めたとされる聖典があるように、浄土真宗にもそうしたものがいくつも存在する。だが『歎異抄』以外のそうした書物は、現代に至るまでにどれも本当に親鸞の言葉なのかどうかが疑われ、否定的に扱われてきた。親鸞の言説の集成とされる諸本がどれも厚遇されていない中で、『歎異抄』は特異な地位を占める。なぜそのような事態となったのか。まずは『歎異抄』が親鸞の言葉を記録しているという前提を離れて、その成立事情に迫ってみたい。
336 p. ; 19 cm.

Browsing History 閲覧履歴