リスク対応と金融法

リスク対応と金融法Risuku taio to kinyuho

価格(Price ¥) : 5,200円
ISBN 9784535058187
Series シリーズ Kobe gakuin daigaku hogaku kenkyu...
神戸学院大学法学研究...
Author 著者 Yoshida, Mitsuhiro
吉田光碩
Publisher 出版社 Nihon Hyoronsha
日本評論社
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2016.01
Status 状態
Ref No. JPTL1601-0021
NDC 3: Social Science 社会科学
金融機関におけるリスク対応を中心として、金融法に関係する研究成果をまとめる。銀行法務等への貴重な示唆を含む労作。A5判、256ページ。
<目次>

第一部 リスク対応と金融法
1 民法典の百年と銀行法務――展望
2 銀行法務の将来とリスク管理
3 信義則上の義務
4 金融危機と債権の流動化・証券化
5 資産流動化・証券化スキームにおける真正譲渡と担保としての譲渡
6 シンジケートローンにより融資を受けた会社の破綻とローンを組成した参加金融機関に対するアレンジャーの不法行為責任--名古屋高判平23.4.14
7 クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)――その利便性と危険性
8 デリバティブ取引のカウンターパーティーリスク保全のための担保 (CSA)の過剰担保と担保提供者の保護

第二部 変化の萌芽とあるべき変化の方向
1 貸金業法43条の無力化に向けて
2 債務者を特定しない将来債権の譲渡と対抗要件
3 延長型集合債権譲渡担保の可能性について
4 延長型集合債権譲渡担保の展開
5 貸金等根保証契約における保証債務の随伴性
6 根企業担保の有用性
7 保証契約類似の機能を有する損失補償契約の効力
8 民法第404条の法定利息の強行法規性について