個人として尊重:「われら国民」のゆくえKojin to shite soncho : "warera kokumin" no yukue
価格(Price ¥) :
2,500円
ISBN
9784326451067
Series
シリーズ
Publisher
出版社
Keiso Shobo
勁草書房
勁草書房
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2016.05
Status
状態
Ref No.
JPTL1605-0009
NDC
3: Social Science 社会科学
私たちはどういう国に、どう生きたいのか。この国を形作る憲法を考える重要な補助線として、自律的生を担うリベラリズムを問い直す。安保法案採決の夏、「ふつうの人」たちがデモ行進を繰り広げた。背景には、個人が平等に尊重されるための「場」の確保が浮かび上がる。それこそが日本国憲法13条に具体化された、リベラリズムの未完の課題でもある。困難を承知の上で取り組む「個人として尊重」という普遍主義的原理の市民による相互的承認へ、憲法学から挑む。四六判、248頁。