伝統社会の司法利用:東西比較の可能性

伝統社会の司法利用:東西比較の可能性Dento shakai no shiho riyo : tozai hikaku no kanosei

価格(Price ¥) : 5,000円
ISBN 9784872597936
Series シリーズ
Author 著者 Matsumoto, Naoko hen.
松本尚子 編
Publisher 出版社 Osaka Daigaku Shuppankai
大阪大学出版会
Pub. place 出版地 Suita
吹田
Pub. date 出版日 2024.02
Status 状態
Ref No. JPTL2405-0046
NDC 3: Social Science 社会科学
「司法利用(Justiznutzung; Use of Justice)」とはドイツの近世史家M.ディンゲスが提唱した概念で、住民が裁判に限らずさまざまな公的紛争解決手段を選択し利用する行動に着目した作業概念である。「近代的権利意識」を中心基準としない分析を可能にするこの概念をもとに、東西の伝統社会における多様な公的紛争解決の実態とその背景を比較する。
354 p. ; 22 cm.