刑事訴訟で問われる刑法の理論Ⅱ

刑事訴訟で問われる刑法の理論ⅡKeiji sosho de towareru keiho no riron 2

価格(Price ¥) : 8,800円
ISBN 9784805707418
Series シリーズ
Author 著者 Fukushima, Hiroshi
福島 弘
Publisher 出版社 Chuo Daigaku Shuppanbu
中央大学出版部
Pub. place 出版地 Tokyo
東京
Pub. date 出版日 2025.10
Status 状態
Ref No. JPTL2509-0033
NDC 3: Social Science 社会科学
刑法の法律専門書。全4巻中の第2巻。本巻のテーマは、共同正犯と危険犯(公務執行妨害、贈収賄罪、放火罪、電車転覆罪、偽造罪)。研究手法として、個別分析的アプローチと全体総合的アプローチを対立軸とし、そこに歴史的アプローチを加味する。犯罪構成要件を分解して個々の争点を論じる研究手法は、一見科学的に見えるが、適正な刑罰権行使という本来の目的を忘れかねない危うさがあるとの研究視点に立つ。主要な判例を網羅し、それを歴史的順番に従って検討することにより、誰も目にしたことのない新たな世界が見えてくる。刑法は、学説が激しく対立する法分野である。はたして問題解決の糸口は見つかるのか。
984 p. ; 22 cm.