勾留準抗告に取り組む:160事例からみる傾向と対策(第2版)Koryu junkokoku ni torikumu : 160-jirei kara miru keiko to taisaku (dai 2-han)
価格(Price ¥) :
5,000円
ISBN
9784877988869
Series
シリーズ
Genjin keiji bengo shirizu ; 31
GENJIN刑事弁護シリーズ;31
GENJIN刑事弁護シリーズ;31
Publisher
出版社
Gendai Jinbusha
現代人文社
現代人文社
Pub. place
出版地
Tokyo
東京
東京
Pub. date
出版日
2025.09
Status
状態
Ref No.
JPTL2510-0048
NDC
3: Social Science 社会科学
2017年に好評を博した『GENJIN刑事弁護シリーズ22 勾留準抗告に取り組む』が、第2版として新たな情報を加え再登場。
第1版は、勾留裁判に特化して2007年から2016年までの決定例99件を網羅・分析し、準抗告申立ての実務に大きな指針を与えた。特に、最決平26・11・17以降の勾留裁判の変化の兆しを捉え、その前後における裁判例の収集と、申立書等も参照した実務的な分析が弁護士から高い評価を得た。あれから時が経ち、被疑者国選の対象事件の拡大や、「全件運動」のような弁護士会による積極的な取組みによって、勾留準抗告の申立件数は増加し、裁判所の判断も日常業務として定着しつつある。しかし、一方で決定文が定型的になり、内容が乏しくなる傾向も見られる。
こうした勾留準抗告をめぐる現状の変化と、新たな決定例の蓄積を踏まえ、第2版では第1版の理念を引き継ぎつつ、2019年から2023年までの最新の決定例160件を新たに集積・分析した。
第1版と同様の分析手法で、勾留理由の否定や勾留の必要性の解釈、さらには供述態度や共犯関係、事案の軽重、被疑者の属性など、多角的な観点から勾留の実態を検討した。
480 p. ; 21 cm.
第1版は、勾留裁判に特化して2007年から2016年までの決定例99件を網羅・分析し、準抗告申立ての実務に大きな指針を与えた。特に、最決平26・11・17以降の勾留裁判の変化の兆しを捉え、その前後における裁判例の収集と、申立書等も参照した実務的な分析が弁護士から高い評価を得た。あれから時が経ち、被疑者国選の対象事件の拡大や、「全件運動」のような弁護士会による積極的な取組みによって、勾留準抗告の申立件数は増加し、裁判所の判断も日常業務として定着しつつある。しかし、一方で決定文が定型的になり、内容が乏しくなる傾向も見られる。
こうした勾留準抗告をめぐる現状の変化と、新たな決定例の蓄積を踏まえ、第2版では第1版の理念を引き継ぎつつ、2019年から2023年までの最新の決定例160件を新たに集積・分析した。
第1版と同様の分析手法で、勾留理由の否定や勾留の必要性の解釈、さらには供述態度や共犯関係、事案の軽重、被疑者の属性など、多角的な観点から勾留の実態を検討した。
480 p. ; 21 cm.