女かぶき図の研究

女かぶき図の研究Onna kabukizu no kenkyu

価格(Price ¥) : 7,000円
ISBN 9784784220748
Series シリーズ
Author 著者 Tateno, Marimi
館野まりみ
Publisher 出版社 Shibunkaku Shuppan
思文閣出版
Pub. place 出版地 Kyoto
京都
Pub. date 出版日 2024.03
Status 状態
Ref No. JPTB2403-0185
NDC 7: Art. Sports.Recreation 芸術,スポーツ,娯楽
お国によって始められたかぶきは、その後、遊女たちによって模倣され、十七世紀初頭の京都を中心に地方に拡がった。近世の幕開けとともに絵画史に新しい画題やモチーフを提供することとなったお国や遊女によるかぶき―すなわち、女かぶき―は、どのような意味や役割を担って描かれたのか。同時代の鑑賞者はそれをどのように捉えたのか。
まず、女かぶきの演目とその変遷の経緯を整理し、描かれた芸態の意味を読み解く。次に、女かぶきを取り上げる絵画の真の主題と制作意図や背景、絵師や注文主と鑑賞者を探り、さらに、次世代の婦女遊楽図とのつながりを示す。その上で、遊楽図再考に向けて試論を提示する。
23 cm. ; 348 p.

Browsing History 閲覧履歴