民法の流れ図:債権

民法の流れ図:債権Minpo no nagarezu : saiken

価格(Price ¥) : 4,500円
ISBN 9784911205044
Series シリーズ
Author 著者 Nakayama, Hideto
中山秀登
Publisher 出版社 Ryutsu Keizai Daigaku Shuppankai
流通経済大学出版会
Pub. place 出版地 Ryugasaki
龍ケ崎
Pub. date 出版日 2025.08
Status 状態
Ref No. JPTL2508-0053
NDC 3: Social Science 社会科学
日本民法はフランス民法、ドイツ民法を模範としている。ドイツ民法の第2編は「債務関係の法」である。債務関係についてドイツの法律辞典では、およそ、つぎのように述べられている。債務関係は、二人または複数の人たちの間の債務法上の諸関係の法律上の表現形式である。債務関係のなかでは、権利者(債権者)の債務法上の債権が、義務者(債務者)の債務に向かい合って立っている。一つの債務関係を想定しうるためには、つねに債権者と債務者ならびに給付の内容は確定しているか、または少なくとも確定可能でなければならない、と。以上の債務関係を七五調で表現してみると、つぎのようになる。「契約を、すると給付が発生し。ポコ。」ポコには、二つの意味がある。一つは、契約をすると別府温泉の坊主地獄のように泥の中から、給付という坊主がポコと湧き出てくる。二つは、給付を別の例えで言うと、テニスのラリーにおけるボールである。債権者と債務者というテニスの選手が給付というボールをポコ、ポコと打ち合う様子である。
508 p. ; 26 cm.

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